木浪漁業部について

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積丹で親子3世代の漁業。

 

北海道、積丹町。北海道におけるウニの聖地として抜群の知名度を誇り、また神威岬や積丹ブルーに輝く透明度の高い海は多くの観光客を魅了しています。ここ積丹町の来岸で、祖父、父親、息子の親子3世代で漁業を営んでいます。

積丹の海の幸を

ウニやナマコ、アワビなどの磯船での漁から、刺し網、タコ延縄漁、また冬から春は海苔漁など、積丹の四季を彩る海の幸を水揚げしています。また、ただ獲るだけではなく、網からの外し方や鮮度維持までこだわって仕事をするのが木浪漁業部の信条。
他のどの船よりも、品質も重量もこだわりたい。
真面目にコツコツと、より良いものを。一生懸命に。積丹の海や山と共に生きています。

漁船

 
 

第十二 幸永丸

刺し網、タコ延縄漁、小女子敷網漁で使用する船です。同じ地区の船より船体はやや小さめで、水揚げから箱詰めまで家族で行うので量は他船より若干劣るものの、そこを家族の連携でカバー。刺し網漁等は網にかかった魚を外す作業が鮮度を決める重要な要素ですが、当船では陸に戻って外すのではなく水揚げ後にすぐに船内で外します。魚体を傷つけず、鮮度の維持や管理までこだわっています。

第二 敏丸

幸神丸

耀生丸

左から祖父、父、息子のそれぞれの磯船です。6月から8月のウニ漁やナマコ漁、また10月から12月のアワビ漁に使用する船です。
積丹を代表する四季の味覚を、小さな船で己の腕力と昔ながらの経験や知識を頼りに獲っています。
量や数だけを獲るのではなく、味や色味、ツヤや甘みなど、本当に価値のあるものを獲ることにこだわっています。

沖の成果は陸で決まる

漁師の仕事は船に乗って沖に出るだけではありません。陸での仕事も重要な要素の一つ。漁で使う道具の仕立てから修繕、船の手入れまで。ここをおろそかにすると、漁はおろか命の危険もあります。シケで漁に出られない時にこそ、陸での仕事が重要です。